香港のヌーディーガン(Noonday Gun)午砲は香港島のコーズウエー湾にあり、現在の香港ワールドトレードセンター前にあります。ここは香港で最初に競売にかけられた土地で、ジャーディーン・マセソン社が1844年マカオから香港に本社を移した場所でもあります。正午に大砲を撃つ伝統儀式は香港の初期の歴史まで、さかのぼります。その頃、ジャーディーンは独自に砲兵中隊と衛兵の部隊を持っており、タイバンと呼ばれる社長が香港港を出入りする時、礼砲として撃っていましたが、この礼砲の意味を知らない着任して間もない英国海軍将校の気に触り、その罰則としてジャーディーンは正午に空砲を撃つようになったといわれます。1941年日本軍の占領期間を除き、現在も毎日撃たれています。また、1946年からは大晦日に、新年の合図としても撃っております。この午砲はチャリティー目的で撃たれており、会社は毎年香港共同募金に多額の寄付をしてしております。私たちも一定の寄付をすると、名前を読み上げ、撃ってくれ、レプリカを記念にいただけます。
写真説明
午砲全景/手前は模造大砲 | 午砲後方から | 発射直後の硝煙 |
午砲アップ |
マセソン社の射手と記念写真 |
午砲案内板 | 九龍からの黄昏 | スターフェリー |